私とおばぁちゃん②

私の祖母
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前回の話はこちら↓

https://shindererababara.com/私とおばぁちゃん①/

母は女だから家の事をしなさいと言われて、他の兄妹が遊んでる中、母だけ家事を手伝わされて、高校生の頃毎日お弁当だったが高1の時少し文句をつけたら、それ以降一度もお弁当を作ってくれなくなったらしい。

他にも①で話したが、足が早く運動会や駅伝大会や学校のスポーツ大会はほとんど1位で大活躍の母だったが、祖母は元々母に(娘)に興味がなかったので、ほとんど観にこなかったそうだ。

母が悲しかった思い出として言っていたのが、頑張って運動会で1位になっても祖母は喜んでくれるどころか、暑いと言って体育館でお昼休憩の場所取りだけして、体育館にほとんど居て外に観に来ることをほとんどしなかったそうだ。

同じ子供でもお気に入りの叔父さん(弟)の時は喜んで、応援もしていたのに同じ子供で差をつけられるのが悲しかった。

母はそんな経験から我が子が産まれたら、絶対分け隔てなく愛情を注いで育てたいと、祖母の事を反面教師にして子育てしてくれた。

実際私も兄も母から愛されてないと思ったこともなく、毎日シングルマザーで忙しい中愛してくれてると短い時間の中でもしっかり伝えてくれたと思う。

素朴な疑問だったので大人になった私が母に祖母が娘を愛せなかったのに、母はなぜ女の子が欲しかったの?と聞いた事があった

すると母は

「あなた(私)を育てていると、自分がお母さんにされたかった事をあなたにする事ができて幸せだった。こんな事して欲しかった、こんな風に愛されたかった。それを全部あなたが私の代わりに叶えてるようなそんな気持ちだったよ」

よく虐待する親はその親に虐待されて育ったって聞くけど、母は真逆な考えで私を育ててくれたんだと思ったら嬉しかった、

そして愛されなくて寂しかった心を私が癒したと聞いて、ただ愛されて育っただけで私が母の心を救ったのなら生きてきて良かった。産まれてきてよかったと思えた。

そして愛情に順番があった母達兄妹のその後だが、ほんと子育てにおいて1番大切なのは愛情なんだなって思うその後だった

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