自分を変えないと③

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前回の話はこちら↓

https://shindererababara.com/自分を変えないと②/

またしても私は高校でもボッチで嫌われ者になってしまう。なんでなのか分からなかった。

どうしてこうも私は嫌われるのか?もっとちゃんと考えないと…

中学までと違ってちゃんと自分から話しかけて、素のままの自分もさらけ出した、でもそれでもダメだった。

寮の子からの嫌がらせはヒートアップしてきて、わざと大きな声で私の部屋まで聞こえるように、出て行けと言われたりバイ菌のような扱いまで始まった。

これじゃあ中学と何も変わらない…そんなこんなで夏休みに入った。

夏休みでは部活の毎日で寮は実家に帰る子が多く、私も夏休み中は実家から学校へ通うことにした。部活では相変わらずの嫌われっぷりでボールを回してくれない、アタックは私の顔面めがけて飛んで来る、ミスは全部私のせい…

本当に辛かった。

それでもやっぱりバレーが好きだったので、午前の練習が終わってもずっと1人で練習していた。

夏休みの中盤で大会があり、私達のチームは良い結果を出せなかった。正直チームプレーが大事な競技でチームメイトに1人いじめられてる奴がいたら勝てる物も勝てない。

私はやっぱり部活に居てはいけなかったんじゃないか?そんな事を考えていた

夏休みも終わる頃いきなり寮の子からメールが来た。怖すぎて読むことがすぐには出来なかった。1日経ってやっとメールを開いた。

信じられない内容だった。仲直りしたい今までの事を謝りたいと言う話だった。にわかに信じられなかった。寮では私を虐めて楽しんでいた1人だったからだ、もしこれを信じてまた裏切られたら?そもそもこれ自体罠でどこかに集まって集団リンチなんて事もあり得る。

怖くて何も返事ができないまま夏休みが終わった。

学校と部活が終わって寮に行くと寮長からまたしても意外な事を言われた。

寮で1番私を虐めていた(仮にD子)D子が私と同じ部屋になりたいと言っていると言う。

うちの寮では2人で1つの部屋だった。

その瞬間嫌な記憶が蘇った。それは夏休み前私も何か悪い事をしたのかもしれないと思い仲良かった4人に集まってもらい、また仲良くしたい事、何か嫌な事があるなら謝りたい事を伝えた時だった。

D子「じゃあ土下座してよ」

私「そこまでする事したかな?」

本当に何も思い当たる事がなかったのだ

D子「土下座しろっていってんだろ!早くしろよ」

周りの3人はクスクス笑って見てるだけだった。

土下座をした私に言った嫌いな理由は

D子「お前さぁ、掃除とかサボってるだろ?」

寮では毎日掃除があった。でも時間が微妙で部活の朝練が終わってすぐ行っても5分ほど過ぎていた。

その5分遅れた事が気に食わなかったと言うのだ。

それからご丁寧にこんな事まで教えてくれた。

D子「お前部活でも嫌われてるだろ?空気全然読めてねぇんだよ!部活でも色々やらかしてるらしいじゃん?」

他の3人からも

「そういえば聞いたよ!中学の時の親友の〇〇ちゃん。お前親友だと思ってるみたいだけど、裏でめちゃくちゃお前の悪口言ってたらしいよ?お前マジでずっと友達いねぇじゃん」

「まじでキモいからもう話かけんな!」

めちゃくちゃ辛かった。なんでわざわざ関係ない話までして傷つけてくるのか?

それでも私はもうボッチになりたくなかった、高校では友達と呼べる存在が欲しかった。

私「わかった。これからは絶対時間通りに掃除するし、言葉とか行動に気をつけるからまた前みたいに仲良くしてほしい。」

D子「どうする〜?」

他の3人「いや、無理でしょ」「ウケる」

土下座までして、こんな理由でいじめられて、それなのにもう無理なのか…

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