前回の話はこちら↓
https://shindererababara.com/親友じゃないと気づいてて③/
母も私の一言で何かが吹っ切れたのか?
それから母は私と一緒に私の部活を応援する1番の理解者で協力者になった
母は私のために練習に付き合うため今までバレーをした事もなかったのに、どこで練習ができるのか調べて、市営の体育館などで自主練に付き合ってくれたり、一般の方のサークルに入れてもらえるように直談判してくれて、少しでも練習できるようにしてくれた。
他にもバレーボールを買ってくれたり、少しでも参考になりそうな本や雑誌を買って一緒に読んでくれた。
今思えば母も私と同じで私の事を応援してる時が1番嫌なことを考えなくて済んだのかも知れない。
親友は誘うとたまに一緒に練習もしてくれたが、基本的に周りの目を気にするので私と居るのを見られるのが嫌なのか、休み時間に話しかけようとすると逃げられるようになった
部活以外は相変わらずの地獄だった
でもこれを頑張れば大好きなバレーができる!
そんな風に毎日頑張っていたのに…
ついに1番の味方だった先輩が引退した
私達は2年になり後輩ができた。うちの学年のヒエラルキーのトップの妹が入部する事になった
そこは凄く仲のいい姉妹で有名だった
妹も私と同じ中学からバレーを始めたので、私と同じ自主練を頑張っていた
私もそれが嬉しくて何度か声をかけた。もう少しこうした方が良いよ!とか凄いまた上達したね!とか
それは同じバレーが好きで上達したい意思があると思ってたから…
ある日噂好きな子(仮にA子)に学校へ行くと半笑いで
A子「なんか後輩いじめてるらしいね?」
私「えっ?なんの話?」
少しも身に覚えがない
A子「別にいいけど。皆んな噂してるよ、後輩いじめしてるって。とりあえず気をつけてね〜」
と楽しそうに忠告してきた
全く予想してなかったし、そもそもそんな事していないので、人違いだろうとその時は気楽に考えていた
ところがA子からの忠告があった次の日学校に行くといきなり物を投げつけられ
「後輩いじめ最低〜」「バレー辞めろ」
といつも仲良しグループでもない、正直ヒエラルキーでいう底辺に近い男女5〜6名くらいに
囲まれて罵声を浴びせられた
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