前回の話はこちら↓
https://shindererababara.com/親友じゃないと気づいてて④/
そのあとヒエラルキートップの子(仮にB子)とその周りの友達もやってきて
B子「うちの○○ちゃんいじめんな」
頭が真っ白になった。
いじめてないと言い張ってもクラス中から
「バレーやめろ」「後輩いじめ最低」コールが鳴り止むことはなかった
授業中だろうがお構いなしに先生の目を盗んでは消しゴムやペンを投げつけられた
地獄だった。やっと私の生きがいが見つかったのに、それすら奪われるのかと…
毎日毎日部活やめろコールされ、身に覚えがないいじめ疑惑、辛すぎていじめられたと言う本人も部活に普通に来ていたので
私「ごめんね。何か私気に触る事言ったかな?」
後輩「…」
私「もし嫌な事言ったりしてたら謝るから教えて」
後輩「…」
話にならなかった、終始俯いて眉間に皺を寄せて黙るだけだった。
それもそのはずいじめた事実なんてないのだから…
でもこのままでは私は部活にいられないと思い、親友に誰も見ていない時に相談した
私「私後輩の○○ちゃんの気に触る事言ってたかな?」
親友「知らない。私何も知らないし見てない」
私「でも一緒に部活してるし、そんな事してないって一緒に言ってくれない」
親友「だから私知らないってば…」
親友は私に鬱陶しいという態度をとってあろうことか、嘘の噂を流した後輩に取りいったのだ。
たぶん世間体を1番気にする親友的に周りから嫌われている私を守るより、ヒエラルキートップの妹の味方をする方がよっぽど周りからの評判も良くなると思ったのだろう。
それから私たちには深い溝がうまれた。
やっぱり親友じゃない。友達でもない。守ってくれる人なんて誰もいない。最初からわかっていた。でも信じたかった私にも友達は居るんだと…
それからすぐ担任に相談した。正直その担任も熱血教師タイプでもないし、顧問でもない。そもそも勉強もできない私なんか嫌いだっただろう。
でも相談されたからには解決しないとと思ったようで、それからB子と私と面談をした。
担任も私が虐められる事があっても、虐めるようなそんな人間じゃないというのは理解してたので、担任から私がそんなタイプだとは思えない、もし仮に傷つけるような事を言ったなら、傷つけようとしたわけじゃない、誤解が生じてるんじゃないかと言ってくれた。
元々その子も大事な妹が虐められた事に腹をたてていただけで私をいじめたいという思いがあったわけじゃなかったのか?
これからはその後輩と一切関わらないと言って納得してもらった。
でも厄介なのはB子ではなく、全く関係ないヒエラルキーの底辺連中だった。そもそもそいつらからの部活やめろコールや物を投げてくる行為もきっと自分の正義感からくるものではないからだ。
B子の絶対的な味方をする事で少しでも仲間に入れてもらえるんじゃないかという、浅ましさからの行為だった。だからB子がもういいと流してからも、そいつらはこのいじめが終わることを良しとしなかった
ほんと虫けらみたいな存在だ…
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