前回の話はこちら↓
https://shindererababara.com/人生初めてのデート/
電話しても良い?なんて聞かれても電話なんてしたくない。
正直その日はデートで疲れていたし次の日は朝早いし、そもそも電話が好きじゃない。
相手の顔も見えないから余計に沈黙が辛い。だからと言って何を話したらいいのかもわからない。
とりあえず明日朝早いのと疲れているのでまた今度にしようと断った。断った後向こうからメールが何通かまた届いた。
告白ほどではないが私の事が気になる。今後彼氏彼女としてデートしたいなど…
完全にロックオンされてるなぁと思いながら、まだそんな風に相手にたいして思えない自分がいて、とりあえずありがとうだけ返事してその日は寝る事にした。
次の日学校へ行くと彼と共通の友達にデートの内容を根掘り葉掘り聞かれた。
私「正直彼は私の事が好きだと思う。でも私はやっぱりタイプじゃない。付き合えるほど好きじゃない。」
友「タイプじゃなくても、とりあえずこのままデートだけでも行っておいで」
私「遊ぶのは全然良いけど、詰め寄られてる感じがちょっとね」
友「そっか。でも彼氏ほしいって言ってたしまだ知り合ったばっかりだからとりあえず、遊んでそこからだよ」
私は絶対好きにならないけどなんて思いながらとりあえず友達の意見を聞いてそのまま連絡を取りつつデートのお誘いも、何も予定がなければ行くことにした。
そんなこんなで恋愛?にうつつをぬかしてしまったせいか?どんどん部活の練習も身が入らなくなっていた。
私自身その時はそんな風に思ってなかったが、周りから前より自主練や筋トレを頑張ってないと遠回しに指摘されたが、私より頑張ってない奴たくさん居るじゃん?くらいにしか考えてなかった。
特に仲良かったM美達とのグループでも私が怠けている。前より色々下手になったと言われたがそこでヤバいと思わずそのまま流していた。
ある日1番仲良かったM美にいつも通りみんなでお昼食べよーと声をかけると
M美「うちらちょっと用事あるから今日から忙しくて、お昼一緒に食べれないから」
私「えっ?何用事って?」
M美「…色々あってさ。じゃあね」
私「別に次の授業まで全然時間あるし、用事終わったらまたみんなで食べればよくない?」
M美「いや…いいよ。待たせるの悪いし。じゃあね」
そう言って逃げるようにいなくなった。
他の2人も探したが見当たらず。
仕方なく1人で久しぶりにお昼を食べた。
そして思い出した。私ずっとこんなだったな。また子供の頃に戻るのかな?
やっと自分の失態に気づいた。
何度もM美は私に気づいてそろそろみんなから嫌われてるよ。という信号を出していたのに、ボッチになってやっと気づいた。
そういえば部活のペア練や自主練で色々教えてくれていた。最近私のここがダメとかもっと練習した方がいいよと言ってたのに、聞く耳を持ってなかった。
謝ろう。そしてまたちゃんと頑張ろう。
そして部活が始まってみんなに近づいたがもう遅かった。みんな私の事は透明人間のような扱いになっていた。
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