次なるターゲット

私の話
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そんなこんなでまたオフ会が開かれて誘われた。その日はだいぶ冷静で、もし何か申し込み用紙とか持ってきたら逃げようと思って参加した。

その日は私以外に初めて見る男の子(私より少し若そう)も参加していたが、何故かめちゃくちゃ緊張していた。

話を聞くと私と同じように、数日前にオフ会に参加したら今日ホームパーティーに誘われて、まだ出会って間もないのに、ホームパーティーに誘われて何か危ない集団だったらどうしょう。でも友達も欲しいと言っていて、まるで自分を見ているようだった

その子のお陰で?前回の私を客観的に見ることができた!

みんなでその子を気にかけて、何か話すたびにみんなで盛り上がって、きっとこの子は今日楽しくてしょうがないだろう…そしてやっぱりアムウ○イの話が私と同じように始まった。

そうか!こういう手口なのかぁ

なんて考えていると、いきなり隣に座ってた子が私に

「ねぇねぇ○ちゃん(私)は何か夢とかある?」

私「夢だった仕事が今できてるし、特に今はないかなぁ」

「じゃあ何かやりたい事とか挑戦したい事!行きたい国とかは?」

私「うーん、旅行なら行きたいかなぁ」

それを聞いてた別の男の子が

「アムウ○イ始めるとね!みんなでポイントを貯めるんだ!そのポイントがお金みたいな物でポイントによって色々自分達にも還元されるんだよ。」

別の子「他にもみんなで海外旅行に無料で招待されてハワイとかNYとか色んなとこ行けるんだよ。」

私「そのポイントはどうやったら貯まるの?」

「自分で商品買っても溜まるんだけど、例えば自分が友達に商品を紹介して、その友達が商品を買ったら○ちゃん(私)や僕たちチームみんなにポイントが入るんだよ!」

私「へぇ。でも私友達居ないからなぁ」

「もちろん友達じゃなくても自分で買ってもいいし、家族や職場の人、これから出会う色んな人誰でも良いんだよ!」

「○ちゃんも私達のチームに入ろ!」

私「一回カタログ貰ってから考えてもいいかな」

「もちろん。もし色々不安ならセミナーもあるし、僕たちみんなでサポートするから大丈夫だよ!」

そんな会話をして帰る事になった。

正直私はもうこの人達と会うことは無いなって思いながら駅に向かうと、今日初めて来てた男の子も同じ電車だった」

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