前回の話はこちら↓
https://shindererababara.com/地獄を作ったのは自分自身/
誕生日を迎える少し前に念願の初彼氏ができたのですがやっぱり好みじゃない。
いやそもそも顔がめちゃくちゃタイプじゃないどころか生理的に受け付けないwww
正直元彼①は今にでもキスしてきそうな雰囲気だった。
付き合った初日からめちゃくちゃスキンシップを取ってくるし、隙あらば人影のない所へ行こうとしていた気がする。
でも私はその頃好きでもないけど、やっぱり彼氏は欲しい、嫌われることが多すぎて誰でもいいから人から好かれていたかった。でも実際は好きでもないし、キスなんてとんでもないと思っていた。
彼氏彼女なんてただの口約束?みたいな物で実際は好意すらなかった。
元彼①に対して触れられるたびに嫌悪感があって、話していても笑いのツボが違うのか?楽しくないし、これから先この人とキスしたり××したりなんて想像もできなかった。
自分でもこれは良いところだと思うのだけど、私は周りの女の子より貞操観念が強かった。
これは母と祖母からの教えのお陰だと思うのだけど、どうしても簡単に初キスや処女を好きでもない人としたくなかった。
だけどデートするたびに彼はそれのタイミングを見計らっているようだった。
そんなこんなで付き合って何も進展もないまま私の誕生日数日前になった。
元彼①は私の誕生日に何か祝わせて欲しいと言ってくれたが、付き合って日も浅いため何をおねだりしたらいいのかわからなかった。
仕方ないので友達に相談すると好きなところへデートが良いんじゃないかと提案された。
近場で相手の負担にならないような食べ歩きがベストじゃないかと思い元彼①にお願いする事にした。
元彼①も欲しい物は何もないの?と聞いてくれたが、物より思い出として残る物が嬉しいと伝えると、了解してくれてデートプランを練ってくれる事になった。
誕生日当日は学校は休みだったが部活が午前だけ練習になってしまった。
日を改めるにも毎日のように部活があったので変えても同じ結果になるので、部活終わりでデートする事になった。
急いで待ち合わせ場所に向かったが、15時になっていて食べ歩きするほど時間も元気もなく、結局その辺のレストランで遅めのお昼ご飯になった。
せっかくの誕生日なのに何もできないのも嫌なので、何かプレゼントさせて欲しいと彼が言うので、そこから少しぶらぶらしたけれど何も欲しい物も見つからず、彼の提案で夕日と夜景が綺麗な所があるからそこに行こうと言ってくれ向かったが、行った時間が微妙だったのか?
夕日を見るには遅すぎて、沈んでしまっていて夜景を観るには早すぎて電気が点いてるところもパラパラといった感じだった。
元彼①は困惑していて、私は何を見せられているんだろうと思いつつ、全くロマンチックでもないここで何を感じれば良いのだろうと考えていた。
結局その日はそれだけ見て別れた。
その時はがっかりしたけれど、今思い返すと好きでもない彼とそんなロマンチックな状況になってしたくもないキスなんて迫られていたら…なんて考えるとこれはこれでよかったと思う。
その夜久しぶりに高校の友達D子に電話をした。
高校のD子の話はこちら↓
https://shindererababara.com/自分を変えないと③/
D子とは高校を卒業した後もちょこちょこと連絡を取り合っていて、大学入ってすぐもD子の家に遊びに行ったりもしていた。
D子に電話したのは他でもない恋愛の相談だった。私の恋愛経験も大学の友達には隠しているがD子は今まで私がぼっちで彼氏もいた事がない事も全部知っている。
だからこそこれからどうしたらいいのか、1番相談しやすい相手だった。何よりD子は高校から常に彼氏が居るタイプで、別れてもすぐまた新しい彼氏ができる恋愛至上主義であり恋愛体質だったので、この手の相談を今まで私がしてこなかったので喜んでいた。
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