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https://shindererababara.com/可愛がられるのには訳がある/
とりあえず手が空いたらキョロキョロして、同期が何か先輩と作業していたらすぐさま手伝いに行って、上手く話せなくても相槌を打ったり、冗談を言ったらどんなにつまらなくても大袈裟に笑うようにした。
次第に同期が休みの日でも1人でそれをこなしていると今まで溝があった先輩社員ともコミュニケーションが取れるようになっていった。
ある日仕事終わりでラーメンを同期と先輩の2人で食べに行くんだけど一緒に行かないかと誘われた。
即okした。
その日から毎週同じ曜日に週に1回ラーメンを食べに行く日ができた。
するとそれを見ていた歳の近い他の先輩も3名ほど加わって、ラーメンに行ったりカラオケに行ったりする日ができた。
元々私は地元から遠く離れて就職したので近くに友達もおらずこの週1回会社の方達と遊ぶのが毎週の楽しみになっていった。
先輩と仲良くなると練習なども付き合ってくれるようになり、仕事も色々教えてくれて学ぶチャンスをどんどんくれた。
もちろんポンコツの私は覚えも遅いし、他の人が1回で覚えてできるようになるのに対して、私は10回くらいやらないとできないタイプだったが、失敗しても周りの人が励ましてくれるようになった。
同期はいつも先輩とどこか行く予定が入ると私を誘ってくれて、仕事が遅くなると女の子だし危ないと言う理由で一緒に帰ってくれた。
彼が私と同じ配属先でよかったと心の底から思う毎日だった。
異性なのでこれだけ優しいと好きになりそうなものだが彼には彼女がいて、それを最初に聞いていたので恋愛感情を持つことは一切なかった。
彼と彼女は遠距離だったためなかなか会えず彼女が住んでいる地域に配属されたいと入社前から言っていた。
先輩が言うには同期は新店舗ができるからそこに配属される可能性が高くそこなら彼女の住んでいる地域も近いため、会社もこれだけ使える彼なら新店舗オープンしたらすぐ移動させるだろうと言う話だった。
その話を聞いて初めて寂しい。彼女と会えないのはかわいそうだし彼女の事を思うと新店舗で頑張って欲しいと思うけど、今まで彼に助けられすぎて私は1人で大丈夫だろうか?
そんな風に思うようになった。
新店舗オープンまで3ヶ月になっていた。
同期が半年近く彼氏と離れて辛くて耐えられないから別れたいと彼女から言われたと言っていた。
同期も焦っていた。このまま新店舗に配属されずここに所属し続けたら本当に終わってしまう
そんな時だった。同期が上司から呼び出された。
先輩の思った通り同期は新店舗へ配属する事になった。
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