前回の話はこちら↓
https://shindererababara.com/自分を変えないと③/
D子は1番最初に仲良くなって、1番信頼していたし、D子と仲良くしてから寮で初めて仲良しグループができた。
仲良しグループ自体作れたのが生きてきて初めてだった。
だからすごく嬉しくて、信用していたしこの先ずっと親友で居られる存在だと思った1人だったのに、裏切られた。
そしていじめの主導者的立場になったD子。
そんなD子と同室なんて無理に決まってる。
寮長は1つ上の学年の先輩だった。寮長はしっかり者で私達からしたら、優しい先生の様な頼りになる先輩だった。
寮長もやっぱり私がいじめにあっている事は気がついていた、そしてD子が私をいじめていた事も。そのうえでなぜ同室になりたいのか聞いてくれたらしい。
D子曰く、喧嘩をやめてもう一度仲直りしたい。謝りたい。
こんな1〜2ヶ月の間にどういう心境の変化なのか?意味がわからなかった。
そんな考え事をしていると「無理に同室になれとは言えないから一度いじめとも関係のない、今まで正直仲良くしてないけど、お互い歪みあっても無い○○ちゃんと同室はどうかな?」
的な提案をされた。
私もそれが1番安心できる選択だった。
結局D子も私をいじめた他3人とは同室にならず別の子と同室になったらしい。
住んでる階も違うし、食事の時は顔を合わすことになるけどこれでいじめも少しずつ収まるかもしれない。
そんな風に思いながら夏休み明けの寮で1人荷解きをしていたら、いじめていたグループのD子以外の3人から声がかけられた。(仮にA美、B美、C美)
A美「○○〜(私の名前)」
心臓が止まるかと思った。
A美「なんでメール返してくれなかったの?」
他2人も笑っていた。
わざわざまた私の部屋まで来て、何を考えているのか?その笑顔は何?怖すぎる…
何も口から言葉が出てこない。
固まった私をみて
B美「D子マジうざくない?」
C美「ってか怖い!無理!」
A美「○○ごめんね!うちらもいじめたくなかったんだよ!でもD子がいじめようぜ、って聞かなくてさ〜」
B美「クラスの掲示板とかさ、全部D子がやったんだよ。本当ごめんね。」
C美「あの日まじD子怖かったよねぇ〜。」
それから3人はどれほどD子がヤバいのか、D子が私意外にもクラスで気に食わないやつをいじめている話など、色々教えてくれた。
最後にまたD子を除いて4人でグループにならないか?また仲良くしようと言ってくれた。
その時は正直嬉しいと言うよりもホットした。あと2年以上は寮で生活する事になるのに、部屋は違えど、いじめていた子達と顔を合わす生活はきつい物があったからだ。これでやっと安心して生活が送れる。
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