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https://shindererababara.com/許す事で得られた物/
母からの電話の内容は中学までの親友の話だった(正直その頃にはもう親友ではない自覚あり)
①親友が高校を中退する噂がある事
②現在不登校になっている事
③地元にこれから戻るもしくは私の高校に編入するかもしれない事
の3つを噂として聞いたのだけど本当なのか?という内容だった。
意外すぎてびっくりだった。本人とは月に1〜2回は連絡していたがそんな話したことなかったからだ。
そもそも親友は世渡り上手で私と違いすぐ友達もできたと言っていた。
そして親友の母は地元では少し有名な教育ママだった。だから高校もわざわざ地元から遠く離れた県外へ行って偏差値も高い高校に受かった。
中学では親友はいつもクラスで上位の成績で私は下から数えて数番目という頭の悪さだった。
だからなのか?親友の母から親友へ私と遊ぶのはやめた方がいいと言われたと小学生の時言っていた。
親友と私の家族は家族ぐるみで仲良かったが、親友の家族と私はほとんど話した事もなく、世間体を気にする親友の母から見て私はあまり付き合ってほしくない相手だったと思う。
そんな親友が高校を中退?前に話した時は入学早々に友達ができていつもグループで過ごすと言っていたし、勉強は難しいけどクラスで平均くらいの点数も採れていると言っていたので、落ちこぼれるような事もないはず…
彼氏ができたとかももちろん言ってないし、噂も聞かない…
色々考えて母との電話を切った。
それから数日後たまたま親友の母とスーパーでばったり遭遇した。
用事があって地元ではなく私の高校の近くに来たので、そのままスーパーへ寄ったらしい。
今までならすれ違っても挨拶程度だった親友の母。なんなら私と親友が友達なのはあまりよく思ってなかったと思うが、親友の母から凄い勢いで近づいて来たと思ったら
母が聞いた噂は本当でこんな事を頼んできた
①親友が高校を中退して地元に戻るため、また仲良くして欲しい事
②前の高校で辛い思いをしてるので、励まして欲しい事
③もしかしたら私の高校に編入するかもしれないからその時は仲良くして欲しい事
複雑だった。今まで私にそんな事思った事もなかっただろうに…
そして私の母は私が孤立して唯一遊んでくれる親友に中学まではこんな気持ちだったのだろうか?だから親友に家族でのお出かけを一緒に連れて行ったり、ご飯をご馳走したりしてたのだろうか?
でも親友はそんな風にしていても、学校ではよそよそしかった。
忘れもしない中学の修学旅行。一大イベントのとあるテーマパーク。一日そのテーマパークで自由時間。
先生達にとって学生に楽しい思い出を作ってあげようという考えだったと思う。
もちろん親友しかいない私は親友と一緒に遊びたかった。
だけど親友はそれも知っているはずなのに他の子達と遊ぶから無理の一点張り。
あろうことかテーマパークに着いて目があったので、もう一回一緒に回れないか聞こうと近づいた瞬間みんなで一斉に逃げた。
しかも笑いながら…何が面白かったんだろ?
私を撒いてみんなで逃げて、鬼ごっこじゃあるまいし。
私さえいなければ親友もその周りの子達も楽しい思い出が作れるやった〜って思ったのかな?
私は涙を我慢しながらその日1人で過ごした。
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